1489は、日経平均高配当株50指数(トータルリターン)への連動を目指す東証上場ETFです。日経平均の構成企業から予想配当利回りの高い約50銘柄を選び、配当利回りと流動性を考慮して比率を決めます。円建てで取引され、年4回の分配を行います。日本株全体の時価総額加重とは異なり、高配当の大型企業へ重点的に投資する商品の動向を示します。
歴史・経緯
1489は2017年2月10日に設定され、2月13日に東京証券取引所へ上場しました。日経平均の構成企業から配当利回りの高い50銘柄を選ぶ指数を、取引所で売買できる商品にしたものです。株価の値上がりだけでなく企業からの配当収入に着目する投資を、複数の日本企業へまとめて行えるように設計されています。
2024年1月19日には受益権を1口から30口へ分割し、小さな単位で売買しやすくなりました。分割は保有資産の価値を30倍にすることではなく、一口の大きさを変える処理です。年4回の決算と実際の分配支払日は異なるため、入金の時期を調べるときは運用会社の支払予定日を確認します。
参考資料:JPX:1489上場 · NEXT FUNDS:商品資料
このボードでの見比べ方
1489とTOPIXを並べると、日本株全体と高配当の大型企業との強弱を比べられます。銀行や商社など高配当側に多い業種が強い場面と、成長企業が主導する場面の違いを探す使い方です。高配当株に絞ることは全銘柄への均等な分散ではなく、投資対象の特徴を選ぶことです。
SPY・VXUSと組み合わせれば米国・米国外株・日本高配当株の違いを観察できます。ただし日本と米国は取引時間が異なり、1489は円建て、両ETFはドル建てです。ドル円も並べて為替の役割を分け、毎月の入金設計は日中チャートではなく分配支払日で確認します。
関連グラフ:TOPIX · 米国外株(VXUS) · USD / JPY
公式資料:JPX:1489上場 / Listing · NEXT FUNDS:商品資料 / Fund information