VXUSは、米国を除く先進国と新興国の株式に幅広く投資するETFです。FTSE Global All Cap ex US Indexへの連動を目指し、大型株から小型株まで約8,800銘柄を保有します。市場で売買できる株式の時価総額に応じて組入比率が決まり、日本や欧州、アジアなど複数地域の企業を通じて、米国外の株式市場全体の動向を捉える設計です。
歴史・経緯
VXUSは2011年1月26日に設定されました。米国以外の先進国と新興国の株式を、一つのETFで幅広く保有するための商品です。先進国に範囲を絞るVEA、新興国を対象とするVWOとは対象地域のまとめ方が異なり、米国株と米国外株を二つの大きな枠で捉える設計として理解できます。
参考資料:Vanguard:VXUS資料
このボードでの見比べ方
VXUSは米国外の株式を対象にしながら、米国市場で米ドル建てで取引されるETFです。VTIと並べると、米国企業の株式と米国外企業の株式を同じ米ドル建ての市場価格で見比べられます。ただし、日本や欧州などの現地市場とETFの取引時間はそろわないため、ETFの日中の線を各国の現物株の同時刻の動きと同一視しないことが大切です。
VEAとVWOも並べると、先進国と新興国を対象とするETFを補助的な比較軸にできます。VXUSの米ドル建て価格には、組み入れ株式だけでなく、それらの通貨と米ドルの関係も関わります。さらに日本円での評価を考えるならドル円が別の要素になるため、海外株、ETFの表示通貨、自分の評価通貨という三つを分けると読み違いを減らせます。
関連グラフ:全米株式(VTI) · 米国外先進国株(VEA) · 新興国株(VWO) · USD / JPY
公式資料:VXUS