同じ市場を指していても、同じ商品ではない
通常の株価指数と、名前にCFDや時間外が付いたグラフは、分けて読む必要があります。通常指数は構成銘柄を一定の方法で集計した指標です。一方、CFDは価格差を対象とするデリバティブで、無期限先物も指数そのものではありません。当サイトの「24時間取引」には複数の種類の時間外データが含まれます。分類名だけで商品が全て同じだと判断せず、グラフを開いて銘柄ごとの解説を確認してください。
例えば、日経平均と日経平均時間外、S&P 500とS&P 500 CFDを同じタブに置くと、通常市場の終了後に関連する市場がどちらへ動いているかを観察できます。通常の指数がCLOSEDで固定され、時間外の線だけが動くのは、必ずしも故障ではありません。二つのグラフが別の市場や商品を表しているために起きる、自然な違いです。
24時間取引は、いつでも同じ条件という意味ではない
時間外データは通常の株式市場より長い時間帯を観察するために役立ちますが、全銘柄が年中無休で途切れず動くという意味ではありません。商品ごとの取引時間、週末、メンテナンスなどにより停止することがあります。また、通常市場が閉じている時間は参加者や流動性が変わり、少ない取引で価格が大きく動く可能性もあります。開場・閉場の表示と直近の更新状態を併せて見てください。
価格が通常指数と一致しないこともあります。商品の設計や需給、先物との関係、取引条件などが価格差の背景になります。無期限先物では資金調達料の仕組みも関係することがあります。当サイトはそれらの費用や取引条件を全て表示する取引端末ではありません。実際に売買する場合の価格、費用、ルールは、利用するサービス側で別に確認する必要があります。
前日比は、関連する通常市場の終値と比較する
当サイトで通常市場を比較対象に設定している時間外銘柄は、通常市場が開場中なら原則として前営業日の終値、閉場中なら最新の終値を基準に変化率を計算します。例えば通常指数の前営業日終値が100、当日の終値が102、時間外価格が103という仮の例を考えます。通常市場の開場中なら100との比較、閉場後に当日終値が確認されたら102との比較になるため、表示する基準は市場の状態によって変わります。
この方式は、時間外価格が最後の通常終値からどれだけ離れているかを読みやすくするためです。時間外商品の独自の前日終値を必ず使っているわけではなく、通常指数の前日比と同一の期間を表すとも限りません。基準が切り替わると、価格自体が大きく動かなくてもパーセント表示が変わります。実データの受信や終値の確認が遅れている場合もあるので、数値だけでなく状態表示を確認しましょう。
翌日の始値の予告ではなく、変化の手がかりにする
時間外価格が上がっていても、翌朝の通常市場が同じ幅で上がる保証はありません。その後のニュース、為替、他市場の動き、取引開始時の注文で状況は変わります。通常指数と時間外の線を並べる使い方では、どちらが上かを当てるより、閉場後に何が変わったかを把握することを優先してください。週末のサンデーUSD/JPYも通常のドル円とは別に動くデータであり、通常市場の再開価格を保証するものではありません。
CFDや無期限先物には、レバレッジ、急変、取引相手や仕組みに応じたリスクがあります。通常指数を見ることと、そのデリバティブを売買することは別の行為です。ボードは比較と観察のために使い、名称が近いという理由だけで商品を置き換えないことが重要です。商品の一般的なリスクは下記の公的資料、当サイトの情報の扱いは免責事項を参照してください。
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