NASDAQ総合指数は、ナスダック市場に上場する数千の株式を対象とする株価指数です。大型企業から中小型企業まで幅広く含み、各銘柄の時価総額に応じて比重が決まるため、大企業の値動きが指数に強く影響します。情報技術企業の存在感が大きい一方、金融やヘルスケア、消費関連など多様な業種も含みます。大型の非金融企業に絞るNASDAQ 100より対象が広く、ナスダック市場の全体的な動向を把握する指標として参照されています。
歴史・経緯
NASDAQ総合指数はNASDAQ市場が始まった1971年に登場し、1971年2月5日を100とする基準で算出されています。多数のNASDAQ上場企業をまとめる点に特徴があります。後に作られたNASDAQ 100が大規模な非金融企業を選ぶのに対し、総合指数は市場のより広い企業群を通じてNASDAQの発展を映してきました。
参考資料:NASDAQ:総合指数 · セントルイス連銀:指数系列
このボードでの見比べ方
NASDAQ 100と比較するのが第一歩です。100が総合指数を上回るなら大型の非金融企業が優位、総合指数が上回るなら、100に含まれない企業群の動きも調べる価値があります。同じNASDAQという名前でも、対象の広さが違うことを活用する比較です。
ラッセル2000を添えると、NASDAQ内の差が米国小型株全体にも見られるかを確認できます。総合指数とラッセルがともに強い場面と、100だけが強い場面を分けると、上昇の広がりをより立体的に読めます。
関連グラフ:NASDAQ 100 · Russell 2000 · S&P 500