じぶんの株価

金(ゴールド)は、宝飾品や投資、中央銀行の準備資産に加え、電子機器などの工業用途にも使われる貴金属です。このチャートは金を参照する満期のない無期限契約の価格です。現物や限月先物とは別の商品で、資金調達料を伴います。金利や通貨、投資需要、宝飾・技術分野の需要と供給が市場価格に関わります。

歴史・経緯

金の国際価格形成には、ロンドンの地金市場とニューヨークの先物市場という二つの大きな流れがあります。ロンドンでは1919年9月12日に最初の金価格フィキシングが行われ、取引の基準となる価格を共同で決める仕組みが発展しました。これは一日中動く市場価格そのものではなく、決められた時刻に成立するベンチマークです。

米国では私人による金保有の制限解除が1974年12月31日に発効し、同日にCOMEXの金先物取引も始まりました。先物は将来の売買条件を標準化し、保有する金や調達予定の金の価格変動を管理する手段を提供します。現物、限月先物、無期限契約は同じ金を扱っても別の商品です。このチャートの無期限契約は、ロンドンの定時ベンチマークやCOMEXの特定限月を直接表示したものではありません。

参考資料:CME:先物取引の開始日 · LBMA:金市場の起源 · 米国造幣局:金保有制限の解除

このボードでの見比べ方

銀と米国10年金利、ユーロドルを並べ、貴金属共通の動き、金利、ドルの三つの背景を見ます。金だけが強く銀や銅が弱いなら、工業需要よりも防御的な保有や金固有の需要のニュースを調べる入口になります。

実務では金と銀の価格比も比較されます。金÷銀の比率が上がると金が相対的に強い状態です。このボードでは両者の変化率の差からその方向を読めます。10年金利は名目金利なので、金を見る際に使われる実質金利とは分けて扱います。

関連グラフ:シルバー · 米国債10年 金利 · EUR / USD · 銅

公式資料:CME:金銀比率 / CME: gold-silver ratio · World Gold Council:金利とドル / World Gold Council: rates and dollar

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