金利高が最高値後の相場を冷やす
10月7日の米国株は反落した。前日に最高値を更新したS&P 500も下落し、ダウ平均の下げが相対的に大きかった。高値圏で買いを続けるには企業利益への期待だけでなく、資金調達コストの落ち着きも必要だ。朝の金利上昇は、その条件を崩して利益確定を促した。
米東部時間9時8分のCharles Schwabによると、米10年債利回りは2002年以来の高水準に達し、原油も上昇。前日に上げたAI関連株も寄り前に売られた。割高な成長期待を織り込む銘柄ほど金利高で評価が重くなるため、序盤のNASDAQ 100の下振れはこの巻き戻しと読む。
朝の売りから持ち直すも前日水準に届かず
当サイトのチャートでは、株価指数は米東部時間の寄り付き後に下げ、午前中から回復した。NASDAQ 100は安値から約0.5%以上持ち直したが、終盤まで前日水準を回復できない。ダウも反発したものの、朝の下落を埋めきれず、買い戻しの限界が残った。
AP通信は、米10年債利回りが朝に5.36%まで上昇し、390億ドルの10年債入札後には5.28%へ低下したと報じた。金利の落ち着きは午後の株価を支えたとみる。ドル円も途中の急落後に戻したが、為替の24時間軸から発表への即時反応とは断定しない。株式は底割れを避けても、高金利下で最高値を追う勢いは弱まった。
主要指数終値
- S&P 5007,801.77 -0.22%
- NASDAQ 10031,160.08 -0.21%
- ダウ平均51,179.87 -0.66%