決算の期待と売りの重さ
13日の米国株は小幅安。ただし、指数の終値だけでは日中の荒い値動きを捉えにくい。APによると、好決算のゴールドマン・サックスは寄り付きの上昇を失い、中国CXMTの競争力向上への懸念で半導体株も売られた。利益の伸びを確認しても、高値をさらに買い上がるほどの安心感にはつながらなかった。
チャートでは、ダウが米東部時間の寄り付き後に約0.5%以上下落し、その後も前日水準を回復できない。決算への期待で上げた銘柄が失速したことが、この早い反転を最もよく説明する。NASDAQ100も序盤の反発が続かず、午前中に安値圏へ押し戻された。半導体の競争環境への不安は、一社の決算より広い範囲でハイテク株の買いを抑える材料になった。
戻り方に表れた慎重さ
S&P500は午前の下落後に持ち直し、午後は前日水準近くまで回復。一方、NASDAQ100は戻しても前日水準に届かず、ダウの反発も弱かった。全面的な投げ売りというより、業績を選別しながら半導体と決算銘柄の上値を追わない相場だった。
ドル円は24時間の表示で下向きに推移し、途中の下振れ後には戻りが見える。APが伝えた原油安と米国債利回りの低下は、ドル買いを弱める方向の材料だ。Schwabが朝に指摘した翌日のCPI待ちも、反発を追いにくくしたと考える。株価の戻りはあっても、決算と物価の両方を確認するまで強気を広げにくい一日だった。
主要指数終値
- S&P 5007,805.45 −0.02%
- NASDAQ 10030,569.48 −0.31%
- ダウ平均51,670.10 −0.35%