VTVは、米国の大型バリュー株を中心に約300銘柄を保有するETFです。株価に対して割安と評価される特性を持つ企業で構成される指数への連動を目指し、各銘柄は時価総額を基礎に比率が決まります。金融、ヘルスケア、生活必需品など幅広い業種を含み、米国大型バリュー株市場の動向を捉える設計です。
歴史・経緯
VTVは2004年1月26日に設定された米国大型バリュー株のETFです。グロース株を対象にするVUGと同日に登場し、大型株を投資スタイル別に捉える選択肢を広げました。バリューの分類は単に株価が安い会社を集める意味ではなく、指数の評価基準に沿って企業群を分けるものです。
参考資料:Vanguard:VTV資料
このボードでの見比べ方
VTVはVUGと対になる比較軸ですが、バリュー株という名称だけで割安さや値下がりへの強さが保証されるわけではありません。指数の基準に沿って選ばれた大型企業群を捉えるETFです。VUGと異なる動きをしたときは、スタイルの違いに加えて、組み入れる企業や業種の構成がどう異なるかを確認する入口になります。
VTI、VUG、VTVを同じボードに置けば、米国株の広い動きと、その中の成長株・バリュー株の強弱をまとめて確認できます。ただし、VUGとVTVの変化率を単純に足したり平均したりしてもVTIの変化率にはなりません。対象企業の範囲や重みが違うためです。ここでは相対的な方向を読み、正確な構成や長期の分配金込み成績は公式資料で補います。
関連グラフ:米国グロース株(VUG) · 全米株式(VTI) · ダウ平均
公式資料:VTV