じぶんの株価

米国株はまちまち、金利と原油の上昇が重荷に

2026年9月24日の米国市場。S&P 500は7,704.13で0.02%安、NASDAQ 100は30,478.86で0.03%高、ダウ平均は51,349.98で0.31%安。ドル円も表示した当サイトのグラフ。

9月24日の米国株式市場は、主要指数がまちまちの動きとなりました。S&P 500は小幅安、NASDAQ 100は小幅高となった一方、ダウ平均は下落しました。

場中は下げた後に持ち直す場面もあり、指数ごとに方向の異なる展開でした。背景として、Reutersは中東情勢を巡る不透明感から原油価格と米国債利回りが上昇し、株式市場の重荷になったと報じています。また、米30年国債利回りは2004年以来の高水準に達したとしています。Reuters報道

原油高や金利上昇が意識されるなか、株価は場中に振れながらも、指数によって終値の方向が分かれました。AP報道

昼ごろの切り返しと、戻り切らないダウ

株価チャートの横軸から概算すると、米東部時間の11時台から正午にかけて主要指数は朝方の安値圏にあり、12時台前半にはそろって切り返した。S&P 500とNASDAQ 100は前日終値の線を上回る場面を作ったが、ダウは同じ戻りでもマイナス圏を抜け切れない。13時台には再び伸び悩み、14時台以降の持ち直しを経て、引けではS&P 500とNASDAQ 100がほぼ横ばいとなった。終値だけなら静かな一日だが、実際には売りと買いの優勢が途中で入れ替わっている。

この戻りを読む手掛かりは、当日のAP通信の市場報道が伝えた原油と債券市場の振れだ。金利とエネルギー価格への警戒が朝の売りを促す一方、株価が下がると企業利益やAI投資を評価する買いが入り直したと考える。昼の反発は、インフレへの懸念が消えた証拠ではなく、悪材料を織り込んだ価格で買い手が戻った動きと読むのが自然だ。

終値の小幅変化より、指数間の回復力を見る

同じ時間帯に反発しながらダウだけが弱く残った点は重要だ。市場全体への安心感が一気に広がったなら、幅広い業種を含むダウにも買いが波及しやすい。この日は大型成長株を含む指数のほうが下げを取り戻しており、投資家が景気全般よりも個別の利益成長を選んだ相場と位置付けたい。指数が前日終値まで戻ったことと、すべての株への警戒が解除されたことは別である。

ドル円の24時間チャートには上昇後の横ばいと終盤の押し戻しが見える。株の昼の反発と為替の一点を無理に結び付けるより、金利上昇が株の評価とドルの需給の両方を動かす共通材料だったと捉える。この日の見どころは、朝の売りをどこまで取り戻せたかという回復力の差だ。翌営業日は、ダウが追い付くのか、成長株だけの持ち直しが続くのかが相場の広がりを判断する材料になる。さらに、昼に回復した前日終値付近を次の押し目でも保てるかが重要だ。前日比がほぼゼロでも、安値を更新せず戻せるなら買いの土台ができる。逆に、回復した位置をすぐ失えば、昼の反発は短期の買い戻しにとどまったと判断できる。

主要指数の終値

  • S&P 5007,704.13 −0.02%
  • NASDAQ 10030,478.86 +0.03%
  • ダウ平均51,349.98 −0.31%

終値と変化率は、掲載した当サイトのスクリーンショットに基づきます。