じぶんの株価

日経平均は5日続伸、6万6000円台回復 半導体・銀行株に買い

2026年9月25日の当サイトのグラフ。日経平均、TOPIX、日本国債10年金利、米ドル/円を表示。

25日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価は前日比850.21円高の66,364.20円と5営業日続伸した。上昇率は1.30%。TOPIXも53.29ポイント高の4,128.59となり、1.31%上昇した。東証プライムでは値上がり銘柄が値下がり銘柄を大きく上回った。マネーポストWEB

相場を押し上げたのは、AI・半導体関連株を中心とする買いだった。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを受け、東京エレクトロンやアドバンテストなど日経平均への寄与度が大きい銘柄が上昇。東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄だけで、日経平均を約488円押し上げた。Nomura Advance

一方、国内では長期金利の上昇を背景に銀行株にも買いが広がった。加えて、3月期決算企業の中間配当を意識した権利取りの動きも相場を支えた。為替市場では円高方向に動き、ドル円は午後に158円台前半まで下落したものの、株式市場への影響は限定的だった。株探

10時台の上昇が、その後の相場の土台に

チャートを日本時間で読むと、日経平均は寄り付き後の上下動を経て、10時から10時30分ごろに上昇の傾きを強めた。TOPIXも近い時間帯に水準を切り上げ、その後は両指数とも前日比プラスの位置を保つ。後場の12時30分直後には少し押す場面があるが、13時台以降は持ち直し、高値圏で大引けを迎えた。朝だけ買われて失速する形ではなく、午前にできた上昇分を午後も維持した点に買いの強さがある。

この形からは、半導体株の上昇が指数を押し上げたあと、他の業種にも買いが広がったと読む。AI関連への期待は日経平均の値がさ株に強く作用するが、この日はTOPIXもほぼ同じ上昇率となった。日経平均だけの独走ではないため、特定の大型株が数字を持ち上げただけという説明より、銀行株や配当を意識した買いも相場を支えたという解釈が合う。

円高でも高値を保ったことの意味

ドル円の24時間チャートでは後半にドルが売られる流れが見える一方、株価指数は午後も大きく崩れていない。円高は輸出企業の円換算利益には逆風だが、当日の株価を為替だけで説明するとこの組み合わせを見落とす。半導体需要や国内金融株への期待のほうが、目先の為替変動を上回って評価されたと考える。為替が下がったから日本株も下がる、という単純な連動ではなかった。

また、後場に前場の上昇を維持できたことは、週末を前に利益を確定する売りを吸収したことを示す。短期の買いが午前だけで終わったなら、午後のチャートは右下がりになりやすい。この日は押し目から戻しており、買い手が上昇後の価格でも参加した相場として評価できる。翌週の焦点は、半導体の強さが続くことに加え、TOPIXが日経平均と同じ方向に動けるかだ。指数間の歩調が崩れれば、相場の中心が再び一部の銘柄へ狭まった可能性を考えたい。

主要指数終値

  • 日経平均66,364.20円 +1.30%
  • TOPIX4,128.59 +1.31%